死別シンママかぶちゃん奮闘記

発達障害の子供を抱え、死別→相続→生活が安定するまでの体験談です。

発達障害の子、算数好きでも図形が出来ない①定規編~mmが読めない~

お疲れ様です。

たまにはリアルタイムのお話でもまとめたいと思います。

こかぶは小二(現在支援級)です。

以前にもちょこっと書きましたが、支援級は人数が少なめの学校です。

知的級と情緒級のみです。

そして、こかぶは情緒級に所属しており、情緒級には同学年はいません。

黒板を使った授業ではない物の、先生が机のところに来てちょこっと教えてドリルに取り組むスタイルです。

個別指導塾スタイルでしょうか。

 

比較的手のかからない(情緒は安定しているが、ヘルプできない)タイプだとどうなるか。。。

当然の結果ですが、普通級より進みます。

全体の足並みをそろえる必要ないですからね(;^_^A

なので、こかぶは分数の基礎みたいなところをやれば、2年生の範囲はほぼ終わります。(9月末現在)

ただ。。。発達障害たる所以なのか。。。図形関連がボロボロです。

なので、この辺に時間を取っているそうです。

(この辺りを3学期復習してくれるようです。)

 

これは小二の一学期の一番の山場でした。

何度教えても問題に移ると出来なくなる。

1センチ=10ミリもわかっているし、1センチが10に分かれている事もわかったいてもミリが読めませんでした。

特別支援学校「すぐに使えるプリント+ビデオクリップ」HP

こちらにあるプリントで説明して、拡大の図の方で何センチ何ミリ?と質問すると正解続出。

あまりに正答率が違うので、発達障害の子って細かい記載が読めないのかと思ってました。

 

 

ここでふと思い出したのが、今まで行ってきた発達関連の検査。

発達性協調運動障害疑いの時期に、作業療法を少しだけ受けていたのですが、その時の報告書にヒントがありました。

(報告書には感覚過敏による検査の結果(JSI-R)も表示があった)

要するに、感覚の感じ方に偏りがありました。

視覚・聴覚ともに偏りがあり、視覚の方は色々なものが見えると見ることに集中できない、聴覚は周りの雑音をオンオフできていないとの記載がありました。

と、当時思いましたが。。。

見え方に偏りがあるが、視覚情報から周囲の事を捉えることは得意とのことなので、逆に見えない事が物・空間のイメージが難しくしているものと思われる

と記載がありました。

 

という結論になるんですよね。
そこから、更に苦手のループ。

もう頭抱えました。

ごちゃごちゃしてる~見えないから想像しよ~あっ無理だった(≧▽≦)

 

数日悩みぬいた結果、とりあえず定規というものがあって仕組みがわかればいいと思いました。

手元にある定規で測るという事は諦めました。

すると学校で買った定規では測定出来ないものの、プリントに印字してある定規の問題は出来るようになりました。

ぷりんときっずHP

無料で素晴らしいプリント達です↑

 


ゆっくりていねいに学べるどの子もわかる算数プリント2-1 (喜楽研の支援教育シリーズ)

Amazonだとこのような商品もありました。

 

 

プリントを拡大してもらう事で実寸とは違ってきてしまいますが、センチとミリを乗り越えることが出来ました。

正確に全てを出来たとは言えませんが、本人的には定規(の原理)がわかったとなったので、自己肯定感が上がりました。

 

そして、次は直角三角形が待ってました。。。