死別シンママかぶちゃん奮闘記

発達障害の子供を抱え、死別→相続→生活が安定するまでの体験談です。

発達障害と不登校~不寛容社会はつらいよ~

いつもありがとうございます。

今朝、不登校のニュースをみたので、記録しておきたいと思います。

 

今時点ではこかぶは学校に通ってますが、正直高学年はどうなるかわからないと思ってます。

www3.nhk.or.jp

ただでさえ寛容ではない世の中になっています。

不寛容社会というようです。

※自分の信念と合わない行動を取るような他人を叩いたり批判したり、人格否定までするような世の中→ウィキペディア抜粋

 

昔なら芸能人が不倫したとかニュースになっても、「嫌だな」と個人的に思う程度だったと思うのですが、今も一個人として「嫌だな」と思う人が多数だと思いますが、中には自分が被害者でもないのに相手を追い込んでいく人ですね。

ここ最近よく見る光景だと思います。

 

それ以外にも。。。

子供を育てていると、感動したり楽しかったりすることも多いですが、時に上手くいかなくて弱音を吐いたりします。

仕事でもそうですよね。

どんなに楽しい仕事でも、辛い事は巡ってきます。

本当にちょっとした弱音。

そんなことをちょっとつぶやけば。。。

こういう人が発生します。

これが不寛容社会ですね。

何言ってんだこいつという経験をしたことがある人もいるかと思います。

 

 

この不寛容社会が子供にも影響が出ていると個人的には思います。

あくまで個人の見解です。

当然色んな人の考えがあっていいと思います。

 

幼稚園時代の話です。

こかぶは出来ない物はあるものの、先生方の視覚支援により落ち着いて生活していたため手がかからず、追加で園児募集してました。

同じクラスに発達障害の子が複数人となりました。

その子はこかぶと違ってコミュニケーション能力は高めでした。

ただやはり視覚支援がされてない(希望しなかったのか知らなかったのかわかりません)のでイレギュラーに弱く、その時は感情的になってました。

 

 

ある時、活動の時間は廊下に出てはいけませんとルールを先生が追加します。

こかぶは加配もついていたので、本人の過ごしやすさを優先して保護者会での説明や、担任の先生からも子供たちに特性を説明してもらいました。

本人の中で特に困難な事ですね。

こかぶは全体的に過敏(HSP)です。

一番は聴覚過敏ですが。。。

事前に説明しておけば、何かあった時に

助けて貰っていたようです。

それでこかぶも音が怖いとか、やることがわからないとかヘルプを出していたようです。

 

これが、同じような障害でも事前に説明していなかった子がやると

悪い奴としてはじき出されてました。

もしかしたらこかぶと同じなのかもという風には思われなかったようです。

 

そうするとその子も悪い事をしたわけではない(クールダウンとか目的はあったと思います)ので、言ってきた子を殴るとか更なる事件につながってました。

同じ障害でもこかぶよりコミュニケーション能力高くて、ちゃんと口で言い返せるような子です。

それでも本人の中で悪くないのに責められる生活が続くと手が出てしまうようでした。

 

 

ルールを守ることは自分の身を守るためにも大切な手段だと思います。

ただ、このルールの多さが発達障害の子(グレーゾーン含む)を生きにくくしていると思います。

  • 空気感でルールを感じることが出来ない
  • 口頭で説明されてもルールを理解できない
  • ルールの上に更にルールが追加されてよくわからない

こかぶを見ているとこんな感じです。

これが学校生活だったり、友達関係だったりを色んなものを複雑化しているのです。

例えルールが理解できてなくても、ルールを守れなければ「悪い奴」として敬遠されるのです。

 

だから今時点で学校に通えてますが、高学年になると難しいのではと思ってます。

特に高学年になると普通級に戻るように言われているので。。。

 

現にもう小二でも不登校の子が出てきてます。

こかぶの小学校は勉強熱心なのか、一年生の時にたし算・ひき算・漢字コンテストというものがありました。

毎日宿題で練習したり、それ以外にも各自やるのですが。。。

これを合格しないと、2年生行の切符が貰えないというシステムです。

そうすると、合格していない子(張り出しだったのでわかる)は目立ってしまうわけです。

 

私が小学生の時はわからない子はドンドンおいていかれるシステムでした。

勉強わからない子はわからないままでした。

良くも悪くも詰め込み教育でしたし。団塊の世代ジュニアで子供たくさんいましたしね。

こかぶの時代は基礎学力向上とみんなで一緒にやろうが多い気がします。

全体の学力向上は素晴らしいと思いますが、そのことが勉強に躓いた子を集団からはじき出すシステムになっているのではないかと思ってしまいます。

 

現場の先生もかなり苦労されていると思います。

ただ、今のシステムではいつかうちのこかぶも集団からはじき出されてしまうと思っています。

支援級とまではいかなくても、勉強苦手な子がメインのクラス・運動が苦手な子がメインのクラスとか特色のあって、居場所が作りやすい学校生活が送れるといいなと思っています。

 

だらだらと最近の思いを書いてしまいました。

色んな子にとって過ごしやすい学校生活があるように願ってます。

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