死別シンママかぶちゃん奮闘記

発達障害の子供を抱え、死別→相続→生活が安定するまでの体験談です。

【発達障害】マスを意識して文字が書けますか?~書けるだけじゃダメだった小1の春(普通級)~

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今回は過去を振り返りつつ今時点の課題もあります。

 

発達障害の子は所謂不器用さんが多いです。

ちょっとの不器用で努力すれば治るレベルのものではないです。

 

少し前に書初めで字が汚いという話をしました。

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幼稚園時代は書けていればOKだった平仮名も、小1になると変わってきます。

当時は普通級だったので、余計に大変でした。

とめ・はね・はらいというのも採点基準に含まれるからです。

 

こかぶはこれが全くできない。

この中で全然出来ていないのは、はらいです。

 

でも最近になっても気になる事があります。

とめがないので、筆記体みたいな感じになっているのと、マスを全く生かしてない。

さんすうのすなんて、半分しかマスに入ってないです。

 

支援級だとこれくらいなら問題ないようです。

違う字になっているとか、だと流石に注意されますが。。。

 

普通級でこの字を披露すると、全部書き直しになります。

去年大変でした。

 

走り書きを辞めさせるために、とにかくゆっくり時間をかけて書くというのを教えたのですが。。。

隣で数字を数えている時はいいのですが、数字を数える人がいなくなると元に戻ります。

そう、同時に何個も注意しながら出来ないのです。

 

これがマルチタスクというやつです。

複数の作業を行っていくことです。

①鉛筆を正しい位置で握る②左手で紙を押さえる③ゆっくり書く④とめ・はね・はらい⑤マスに気を付ける

こかぶができるのは精々①と②の同時進行です。

 

 

一気にやっつける事はできないので、一つずつと思っていた時にこの商品に出会いました。

 

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凹凸(おうとつ)マス目シートです。

 

学校で貰うプリントやノートだとただの印刷の枠線になります。

ただ、こちらのシートはその名の通り枠線が膨らんでます。

 

車を運転している人には経験があると思うのですが、縁石の端っこに乗り上げたようなイメージです。

 

そんな感じで大人が声で「はみ出しているよ」と伝えるのではなく、自らやってしまったと気付かせる仕様です。

 

さて実際に練習してみました。

こかぶの判別が難しくなる平仮名です。

一番大きいマス目のシートを利用したからか、はみだしはありませんでした。

とめていないのがよくわかる平仮名です。

 

こちらも、とめていないのがよくわかります。

とめてないので、文字が流れてます。

そして「ね」ですが、いつもは「13」みたいになるところ、注意してくっつけてみたら、1文字おかしくなりました。

こうやってタスクが増えると出来なくなります。

 

そして漢字編。

マスを意識して欲しいので、1年生の漢字を書いてもらいました。

シートはマス目(小)を使用してます。

枠にぶつかっているものの、ほぼほぼ枠内に収まっています。

 

 

そして使うシートを間違えたこちら。

緑の線はただの印刷になります。

そうなった瞬間から枠の事は意識しなくなります。笑

先程のシートの方が枠を意識しているのが、よくわかりますね。

 

 

ちなみにこかぶの↑のような感じだと、漢字テストは△だらけになります。

本人的にはあってますが、とめ・はね・はらい不完全だと100点を取る事はできません。

この辺で心が折れやすいタイプだと、普通級は毎日苦しいかもしれません。

 

 

この商品はできるびよりさんのオンラインショップで購入しました。

勝手に体験して、記録としてこのブログに残しているだけなので、私には何のキャッシュバックもないので、安心して(?打算的ではないという意味も込めて)リンク先の素晴らしい商品たちを確認してきてください。

幼稚園児~小3くらいの子が必要な物が多いです。

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発達性協調運動障害もあるので、体を動かす系の動作は習得するまでに時間がかかります。

毎回小言で「はみだしてるよ」と言わなくても済むと、私もこかぶも字の練習が少し楽になります。

少しずつ上手に書けるようになったらと思います。

 

 

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