そろそろ視覚支援について、記載をしないとこかぶの幼稚園時代の話が書けないので、頑張ってみました。といってもいつも通りざっくりです。
これはあくまでも体験記です。
全員に同じ変化はないと思いますが、それでも視覚支援は必要だと思ってます。
診断は三歳直前くらいです。
なんとなく覚悟はしていたので、正直理由がわかってホッとしたという気持ちもありました。
そして病院で勧められたのが、絵カードでした。
当時の資料が少ないのですが。。。
こんなものを沢山作りました。すると確かにお互いに生活しやすくなりました。
ただ一つの動作をするだけなら、こういうタイプのカードでもいいんです。
成長していくにしたがって少しずつ社会に出るわけですよ。
単純じゃないルールも勿論あります。
私たちがやっている当たり前のことも、当然子供はわかりません。
定型の子なら、周りの空気感でなんとなく覚えることもあると思います。
しかし、発達障害の子供はこの空気感がわからない。
説明しなければ、覚えることはないのです。
ただ。。。説明するにも限界をむかえました。
そんな時に小学生のママさんから教えて頂いたのです。
(自閉症支援のために立ち上げた会社です)
それまではとにかく母親の手作りが多くて、大変でした。
何かあれば都度作らないといけないのです。
この出発時刻を知らせるだけの視覚支援ですが、転入した子が増えた、後期になりバスの時間が変わったで作り直しになるのです。
幸い平仮名が多少読めていたので、もう少し楽に出来ないかと思っていたところでした。
楽しい事に使ってとのアドバイスも先輩ママから頂いたので、子供が大好きなおやつの選択から使い始めました。
その分色んな種類のおやつを用意する必要がありましたが。。。
楽しい事ということで、お出かけの行き先を決めて貰ったりしました。
そして、おめめどうのメモに慣れてきた頃(幼稚園年少で入園したばかり)に幼稚園から朝の支度のルーティンが覚えられないと相談がありました。
なので、先生に教えてもらったルーティンをメモに書いて貼ってもらいました。
1ヶ月覚えられなかったのが、3日で覚えました。
先生も視覚支援のパワーに感動されてました。
身の回りの事が少しずつできた頃、友達が出来ました。
ですが、友達が休みだと何度も所在を聞いてくるそうです。
これも朝に一度見せたら、その日は聞いてこなかったそうです。
やはり聞くだけだと、聞く力が弱いからか、一度聞いても記憶に残らないのだと思います。
あと他にもカレンダーで幼稚園に行く日、休みの日等をわかるようにしました。
こうすることで本人にわかる情報が増え、考えて動く事の第一歩が出来るようになります。
知らない事が多い→不安→いつもと同じ→こだわり
というルートを回避することが出来ました。
それと同時に
わからない→声かけ→それ通りに動く→自分で動かない→指示待ち
も落ち着いてきました。それ以前は何でもママ、ママ、大変でしたので、これは将来母子分離どうなるんだろうと思ってました。
結構早い時期ですが、視覚支援(おめめどう)に出会って、選ぶ、失敗などの当たり前の経験をさせる、自己管理をする、という経験を幼稚園時代にさせることが出来た事が、小学校生活において本当に役に立つことになりました。
※おめめどうの商品は模倣、コピーは禁止です。きちんと商標登録された商品です。
そして。。。ふるさと納税の商品にもありますので、気になる方は是非。