死別シンママかぶちゃん奮闘記

発達障害の子供を抱え、死別→相続→生活が安定するまでの体験談です。

発達障害の子供が算数検定11級受験したメリット・デメリット

当時小1のこかぶが算数検定に挑んだ体験記です。

11級=小1の内容です。

世間的には年長さんとか年中さんの算数得意な子達が受験しているブログが多いですが、こちらは本当に学年相当で受験しています。

なので、これをやれば賢くなるとかないです。笑

ただ、発達障害の子の自己肯定感が高くなった話になります。

 

 

2021年夏―――。

初めての義務教育というか、小学校生活に苦戦してました。

本人はたくさん友達を作るという目標を達成するために、普通級を選びましたが。。。

一年生だとやんちゃな子供も多いし、こかぶの学校は一学年7クラスとか普通にあります。

なので、毎日騒々しく聴覚過敏のこかぶには疲れる毎日でした。

やっと夏休みに入ったと同時に東京オリンピックが開催されました。

元々発達性協調運動障害のせいで、運動は好きではありません。

体育の時間は、運動が得意な子はいいかもしれませんが、苦手な子はアドバイスももらえず出来ない事を繰り返すだけなので、より一層に嫌いになります。

 

ですが、表彰式でメダルを授与されている様子をみて、思うところがあったようです。

話を聞いてあげると運動したいわけではなくて、出来ればみんなの前で表彰されたい!キラキラの賞状やメダルが欲しい!との事でした。

 

どうせ挑戦するなら本人が得意としている事がいいと思い、確認すると。。。

算数が得意とのこと。。。

それで算数検定を思いついたわけです。

↓得意を作った公文の話

 

kabuchan225.com

可能なら10級(小二相当)を受験して、頑張った~自分やったというようにしたかったのですが。。。

得意なのに落ちた=もう駄目だ=算数得意じゃない

となる可能性もあったので、今回は慎重に学年相当にすることにしました。

とりあえず得意を続けてほしかったのです。

 

ブログを見ると、11級はなぜか幼稚園児の受験が多かったのですが。。。

もう気にせず11級を受験することにしました。

 

とはいえ、準備期間が必要なので、受験は1月にしました。

 

本当は受験対策とか自分でやるべきかとは思ってますが、低学年であることから難しいなと思い協力することにしました。

とりあえずテキストと問題集を購入。

[rakuten:book:18672911:detail]

あとから知ったのですが、こういうテキストもありました。

ある程度基本を理解していないと厳しいのかなと思いました。

文章題の苦手さはあったので、買おうか悩みましたが基本中の基本も怪しい気がしたので、とりあえず学校の計算ドリルや教科書の問題で代用しました。

 

わかりやすいひよこのドリルで親子で勉強しましたが、発達障害特有なのか想像力がない事がネックになります。

我が家に使わなくなったアンパンマンのブロックがあるので、それを使って隠れた部分にあるブロックを数えたり実演しながら勉強しました。

 

11級受験のために勉強した分野

  • 足し算・引き算の文章題
  • 積み木の数
  • 形の組み合わせ(ホールケーキのうち1ピースない状態でどれを組み合わせれば円になるかとか)
  • 色々な形(円柱を上から見るととか、三角形〇個使ってどれが作れるか)
  • 時計(〇時〇分と読む程度)
  • どちらがおおい(水のかさを調べるもの)

数の多い少ない、単純計算、くらべてみよう、順番は学校でもやっているので、やりませんでした。

 

試験は合格でした。

この個別成績表が貰えます。

そして、お気付きの方もいるかもしれませんが。。。

20題中14点で合格です。

更に言うと、1~10題目までが計算問題です。

ということは。。。11~20題のうち4問正解で合格です。

 

最後になりますが。。。

メリット

  1. 立派な賞状が貰える
  2. 合格したことが自信になる
  3. 別の事もチャレンジしてみようと思える

デメリット

  1. 付きっきりで教えていたので、親の時間が無くなる
  2. 不合格に不安になる
  3. 当日の試験会場が近くにない(極力人数の少なそうな会場を選んだため)

 

メリットの方は言葉通りです。

賞状は結構立派でした。

これを見て10級にチャレンジすると誓ってました。

そして、ブログだと順番が前後してますが、英語教室にも挑戦することになりました。

 

デメリットの方ですが、親は本当に時間が無くなりました。

まず勉強させる前に子供の得意を把握と算数検定の出題傾向の確認をしてから、子供に勉強を教えたので。。。

試験に関しては、合否にこだわらないようにしました。

1月受験だったので、まだ一年生の範囲が全部終わっていないからわからない問題もあるというのと、合否より1~10問のただの計算問題が10問あっているように頑張ろうにしました。

まあ10問そこで取れれば、ほぼほぼ合格なんですよね。笑

 

算数検定の過去問コンビニプリント

コンビニプリントを利用して本番に近い形にもチャレンジさせて、合格点になれば褒めてました。

 

↓9級挑戦している話

kabuchan225.com

 

 

余力がある方は、ぽちっとしていただけると嬉しいです。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

10級の話は↓↓

 

kabuchan225.com