いつもありがとうございます。
これは昨年支援級に転籍をお願いした際の言葉が気になり調べたところで行きついた話になります。
普通級で入学したこかぶ。
夢と希望にあふれてましたが、現実は厳しかったです。
そもそも、困り感があるから発達障害と診断されるわけです。
だから何もせず円満にいくことはないです。
例えると、視力が悪い子が日常に困難があって、眼鏡という補助具を使うわけです。
突然、補助具の眼鏡を使わずに何でも見えるようになりました、とはならないと思います。
それと同じです。
小1の秋に翌年度どうするか、本人に決めてもらう事にしました。
学校に通うのは私ではありません。
通う本人が過ごしやすいように、自分の居場所を探してもらうしかないのです。
どっちもフィットしてないから悩むし、後悔するわけです。
極端な選択肢しかないんですよね。
支援級生活を何日か体験させてもらいました。
入学時は体験も見学もなかったので、イメージ出来ませんでしたので、体験は本当に参考になりました。
支援級体験では楽しく過ごせたようで、即決で2年生は支援級を選ぶ事にしました。
ここから支援級の先生との面談を重ねたわけですが。。。
診断があっても希望すれば支援級に転籍出来るというわけではないようです。
先生も過去に手続をした児童がたくさんいるが、教育委員会から普通級が妥当という判断になった子もいたそうです。
当然教室の数にも限りがあるから、支援級の希望者全員叶うわけではないのです。
※支援級は1クラス8人の定員
こかぶも支援級希望しても必ず入れるわけではないと釘を刺されました。
現に体験に参加した子は沢山いましたが、翌年度は16名(知的級1、情緒級1の2クラス)に落ち着きました。
全員が転籍希望出していないけど、全員が支援級になれたわけではなさそうでした。
(マンモス校なので、そもそも空き教室が少ないので最初から2クラス想定だったと思われます。)
幸いこかぶは集団生活の困難が多かったからか、支援級に転籍出来ました。
交流級等でどうするかという話し合いも行いました。
いやいやうちの子小1なのに高校受験の話?
自分が中二くらいで意識した高校受験を、もう意識して動かないとならないのかと現実を突きつけられました。
なぜなのか。。。
これは東京都の支援学校高等部の受験資格のページです。
詳細は↓
よく見ると自閉症の子という項目がないんです。
念のためもう少し細かく記載してあった埼玉県↓
こちらにも自閉症の項目がないわけです。
という事は、こかぶ(6歳時点でIQ90)は支援学校高等部の受験資格を持っていないのです。
そうすると、所謂普通の高校に進学する必要があります。
普通の高校に進学するという事は。。。
内申点が必要になりますが、中学校が支援級だと内申点がつきません。
(※地域差あるようです)
小学校でも支援級と普通級で通知表に明確な差がでます。
普通級は三段階で評価されていましたが、支援級に転籍すると通知表は文章で評価されてます。
支援級の先生が言うには、中学になっていきなり支援級というのは難しいから、高学年のうちに普通級に慣らした方がいいとのこと。
先生の中ではうちのこかぶは5年生くらいから普通級に戻すプランらしいです。
自閉スペクトラム症は治らないのに(;^_^A
とはいえ、今も支援級にいますが視覚支援されてません。
支援級でも放置されやすい部類のようです。
勉強は学年相当、自分でスケジュールを立てて動けるわけですからね。
身辺自立が遅れてはいますが、これも介助が必要な状態ではないので、自立支援の授業時間で箸を使う練習をしたりしてます。
そして、高機能自閉症(IQ70以上)は、年齢が上になるとどんどん支援の梯子が外されていきます。
それがわかっているので、中学受験をして面倒見がいい私立中学へ入学させる親も少なくないようです。
あとは、中学まで支援級で進んで高校は通信制の発達障害に理解のある学校に行くですね。
両方のルート共にお金が必要です。
お金が必要なら働くしかないのですが、合理的配慮を受けながら預けられる場所がないのです。
脱線しましたが、支援を受けられなくなる子(主に高機能自閉症)はかなり早くから将来を見据える必要があると思います。
金銭面から逆算も出来ますしね。
現時点での我が家のルートは
小5で普通級に転籍
教育制度が大きく変わらなければ、このルートになりそうです。
そこから高校卒業して働くのか、大学行くのか、はたまた別のルートか。。。
違った意味で結構これからも考えることになりそうです。