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正直この事を書くのをかなり悩みました。
というのも気持ちいい話ではないからです。
全体がこうだと言っているわけではなく、たまたま一部というかこかぶの支援級の担任だったという話です。
学校の先生そのものを批判するつもりではありません。
そのことを頭の片隅にでも入れてから読んでいただけると幸いです。
今日はこかぶの学校生活についてです。
こかぶは知的障害がない(IQは平均以下で知的障害の部分に入らないだけで高くはない)ので、支援学校に進むことができません。
※我が家周辺の支援学校の受験要綱には知的障害があることと記載があるため、こかぶは受験資格がない
なので、将来的に普通の高校を受験する必要があり、内申点が必要になります。
そのため、いつかは普通級にいかないとなりません。
詳細はこちら↓
現時点で小三のこかぶですが、この転籍続きには理由があります。
こかぶの入学年度に支援級が出来ました。
年長の春から就学相談もしていましたが、全くもって具体的では無い支援級の説明や支援(自閉症には視覚支援必須)は約束できないといわれてしまいました。
↑2004年の文部科学省の文書(小・中学校における LD (学習障害), ADHD (注意欠陥/多動性障害), 高機能自閉症の児童生徒への教育支援体制の整備のためのガイドライン (試案))にちゃんと視覚支援の必要性(P38)が書いてあるんですけどね。
それ以外にも
障害のある子供の教育支援の手引~子供たち一人一人の教育的ニーズを踏まえた学びの充実に向けて~(令和3年6月30日):文部科学省
こちらの自閉症の項目に度々視覚による説明等で出てきます。
こちらにも視覚による理解を促すとなってます。
全部文部科学省のリンクです。
文部科学省で推進されている事が教育委員会では約束できないそうです。
というかこの時の相談員も視覚支援の重要性がわかってなかったのかなと。
就学相談は正直時間の無駄でした。
就学相談って何のためにあるのでしょうね。
自閉症ってコミュニケーションが拙い子が多いですよね。
口頭でのやりとりに不安を抱える子が多いから、目で見える形で支援が必要になるわけです。
うちの子は喋れるからOK?そんなことないです。
口頭でのやりとりだと記憶に残らないのか、何度も同じことを聞いてきます。
話せるだけでコミュニケーションとして成り立っていないのです。
こかぶもこのパターンです。
義務教育で英語習ってますよね?
だからっていきなりアメリカにポツンと置き去りにされて平常心で生活できますか?
大半の人は英語で会話できなくて不安になりませんか?
でも単語を書いてもらえれば、見返したり調べたりできて少し安心できると思います。
自閉症の子供はこの状態です。
だから視覚支援が必須なのに、それが教育委員会や学校の先生と話しても全く伝わらないわけです。
なので、支援級で視覚支援してもらえないなら支援級にいる意味ないなと思ったのと、こかぶ本人が友達をたくさん作りたいとの事だったので、普通級にしました。
聴覚過敏なので、普通級にずっといるのは疲れるとの事で、二年生で支援級に転籍してます。
そして、ここからが今年の事なのですが。。。。
支援の必要のある生徒が増えてきた事で支援級の経験がある先生が複数赴任してきました。
当初は物凄く期待しました。
が、結果は心底がっかりです。
勿論世間にはいい先生がたくさんいますが、以降はそうではなかったケースとして読んでいただければと思います。
実は最近面談しました。
こかぶは2年生の3学期から4年生は普通級に戻りたい旨前担任に伝えてました。
新担任との面談で、将来どのように考えているかの話になりました。
私:来年度普通級に戻ります。
先生:いきなり戻るといわれても困る。
私:2学期の終わりにこかぶから普通級に戻りたいと話があり、3学期には学校と来年度は間に合わないから、という事で話が済んでます。
先生:転籍は審査会にかける必要があるので、その際に交流していない科目があるのは。。。特に交流しやすい体育が一切交流がないのは、ひっかかる。
私:交流しやすいかは個人によりますよね?うちの子は発達性協調運動障害で普通に体を動かすことが難しい。だから箸だって最近やっとできたくらいです。
先生:でも今からでも体育をやらないと。
私:今からだとプールですよね。泳げないのにいきなり交流は難しいです。
先生:来年度普通級のプールの授業がいきなりあると混乱されますよね。
私:普通級のプールの授業は1年生の時に受けてます。
どうやらこかぶが普通級にいた事を把握していませんでした。
苦手な体育はその後交流先の先生により、却下されました。
正しい判断だと思いますよ。
未だに両足でのジャンプができないくらいの運動能力の子に泳げないプールから合流させるのは難しいですよ。
後日、交流先の先生から算数が円満にいっている事から、国語・理科・社会を交流追加することになりました。
交流先の先生の方がこかぶの適性を含めてよく見てくれているのがわかります。
こかぶは教科書があって机上で作業する事の方を好みます。
教科書見ればわかりますからね。
私:情緒級なのだから、全体的に視覚支援をもう少ししてもらえないだろうか。
先生:視覚支援が有効な子とそうではない子がいる。すべての子に有効ならば教育委員会から絶対やる事として指導(?)がある。
私:今年度に入ってクラスがざわざわしている。子供が複数いる環境だから多少賑やかなのは仕方ない。もう少し何とかならないか。
先生:クラスはうるさくないです。これでうるさかったら普通級は無理です。
私:(ちょっとカチンときたので、オブラートに包むのやめた)こかぶは先生の注意する時の怒鳴り声が嫌なんです。
先生が注意する必要があるのは、子供達が口頭指示を理解してないからですよね。
先生:そもそも支援級は一斉指示が難しい子が多い。だから何回か伝える必要がある。
私:その何回も言うのも嫌なんだそうです。だから視覚支援が欲しいのですが、個別に作らなくても、ルールとかだけでもなんとかなりませんか。
先生:全員に有効とは限らない(以下略)
というのをエンドレスで繰り返しまして。。。
みんな一緒ができないから支援級なのに、支援する時には全員有効かどうかを確認するなんてナンセンスでしょ。
というわけで、今年度の先生の同じことを何度も言う声、他の子を注意する声、自分が怒られる声、これらが全部嫌です。
だから今年度は学校を休みがちです。
ちなみに最初の方の文部科学省のリンク先の資料については先生に言っていません。
ここまで資料を突きつけて言い合いをすると、先生に逃げ道が無くなってしまいます。
交渉時に逃げ道を失くすのはあるあるなのかもしれませんが、これから付き合いが続くような関係性で相手を追い込むような事はしたくなかったのです。
今まで教育のプロとして30年くらいやってきた方のプライドをいきなり折るような真似はしたくなかったので、何も知らないふりして視覚支援のお願いを必死にしたわけです。
ただ私が思ったことは・・・
お前の眼鏡たたき割るぞ!!
私は眼鏡つけてないのだから、そんなものに頼るなんて甘えだ!!
皆に有効じゃないから、今すぐやめろ!!
です。
そして自己肯定感が異様に高いこかぶが、学校から帰ってくると言うのが「どうせ僕が出来ない子だから怒るんでしょ」というようになりました。
詳しく筆談で話を聞くと、上記の何で怒られているかわからないけどどうせ僕が悪いんでしょみたいな事を言ってました。
支援級の先生は口頭で教えて怒って伝わっていると思ってますが、実態はこんな感じです。
育てているから私はわかりますよ。
これ私が口頭で怒っても伝わらないだろうなって事が多々あります。
ちなみにこかぶはよく話をしてますよ。
だけど結局話せばOKじゃないんですよ。
何に対して怒られているか、支援級の生徒はわかってません。
この分かり合えない積み重ねが、先生を拒否してます。
最後には学校を拒否するようになるのかなと思いました。
※こかぶは担任の先生の事を尊敬も信頼もしなくなりました。こかぶの前で先生と言い争いはしていないのですが。
どうしたら、視覚支援の必要性が伝わるのか・・・
ハッキリ言って先生が日々何度も言っている事って、無駄ですからね。
その無駄な声量にこかぶはやられてます。
支援級は1クラス生徒は8人までです。
普通級に比べて先生とのかかわりがとても深いです。
素敵な先生に出会えれば、最高の学校生活が送れます。
今年度のように合わない担任との1年は本当に不満だらけです。
まだ1学期なのが信じられないくらいです。
私生活で嫌な人と積極的にかかわるという事をしないですよね。
ところが、嫌なのにかかわっていかなきゃいけないのです。
これが本当にシンドイです。
不満をあげればきりがないのですが。。。
面談で結構酷い事言われましたが。。。
一番ひどいなと思ったことだけ書きたいと思います。
今、支援級ではできる方でも、普通級だとそうはならない。
〇〇君が遅くて迷惑だと他のお母さんから言われても、○○君のお母さんには言いません。先生は他の家の事情には口を出しません。
普通級では出来ない子は目立つからいじめられる。
それは高学年になればなるほど陰湿になり先生も気付きにくくなる。
だそうです。
まさか、こういう話を担任の先生から聞くとは思いませんでした。
これが事実なら、いじめがあっても相手の親に伝えないなら学校に相談する意味ないですよ。
だからいきなり証拠をつかんでから、学校以外の機関に駆け込むことをお勧めします。
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