今小二のこかぶですが、小学校中学年はどうするのかを考えるために発達検査してきました。
こかぶが実施したのはWISC-IVになります。
WISC-IVはウェクスラー式知能検査の一つだそうで、色んな能力を知るための検査になるそうです。詳しくはWIKIですね。(;^_^A
その色々な能力というのが、下の4つになります。
どういう能力なのか。。。日本語というのは便利なもので、漢字を見るとなんとなくわかると思いますが、念のため。。。
こかぶの内容と共に考えていきたいと思います。
①言語理解指標
言語理解(VCI)とは、言葉の意味の理解、知識、言語的思考や推論を行う能力。
言語表現能力。
難しい言い回しですね。
単純に年齢相応に言葉を知っているか、またそれを説明できるか。
そしてその言葉を使って例文が作れるかみたいな事です。
こかぶ、言葉は知っていてもそれを自分なりに使いこなせない。
●●という単語を使って文章を作りましょう的な事が出来ません。
理解力があっても推理や応用力がないので、表現が出来ないにつながります。
なので平均~平均の下にいます。
②知覚推理指標
知覚推理(PRI)とは、非言語的な指標、推論、物事の関連性を理解する能力。
これも難しいですね。
見たものに対してどう理解して、考えて、想像して、応用していくですね。
例えば算数だと、3+5=8を理解して→13+5=18を想像して→
23+15の筆算で応用する事ですね。
予想はしていたけど、こかぶはこれも低めです。
目で見る力は強いのですが。。。
全体的に想像力が弱い事がネックになってます。
③ワーキングメモリー
ワーキングメモリー (WMI)とは、情報の短期的な記憶・順番通り処理する能力。
耳から聞いた情報を記憶して、頭の中で処理して、発表する。
口頭で伝えられた計算式を暗算で処理して発表するという感じですね。
ええ、これもこかぶは弱いです。
そもそも聴覚過敏で、注目したい音に集中できてません。
初手から躓いているのに、更に脳内で処理できるわけがない。
④処理速度指標
処理速度(PSI)とは、反応の速さ、視覚的な短期記憶、視覚情報の理解。
目で見た情報を処理するスピードですね。
学校生活だと黒板の板書になるでしょうか。
黒板を見て記憶→自分のノートに写すというのが、この指標に左右されそうです。
意外なのが、こかぶはこの数値が高い。
確かに計算ドリル・漢字ドリルとか、異様に早いです。
ただ、発達性協調運動障害の影響もあってか、字は汚い。
一般的な単純作業じゃなくて、本人の思う単純作業に強いです。
まとめ
こかぶは言語理解、知覚推理、ワーキングメモリー が平均~平均下で、処理速度は他の数値から15~20違います。
自分の弱い部分を、処理速度という一つの能力だけで補っている状態のようです。
他の子が毎日歩いているだけなのに、うちの子はハムスターの回し車みたいになっている状態という事ですね。
以前の作業療法のレポートに書いてあった、視覚情報から周囲の事を捉えることは得意とのことなので、逆に見えない事が物・空間のイメージが難しくしているものと思われるが立証された形となりました。
詳細は↓
先生からのアドバイスは、ニュアンスに左右されるような言葉を使わないで具体的な数値化をして説明するように言われました。
今後の課題がたくさんありますが。。。
ちょっとずつ推理というか、想像できるようにこういったドリルできっかけを作りたいと思います。
医師が考案したというのが、気になります。
ちょっと年齢層下げますが。。。このあたりを使って、想像してみるという事を取り入れていきたいと思います。
またブログに書けたらいいな(;^_^A
あと今回の検査には出ない、不器用さの部分に関しては
こかぶの好きな都道府県を利用した迷路をしたいと思います。
次は高学年になる前、4年生くらいでしょうか。。。
同じ検査をして、進路を考えていきたいと思ってます。